清武会大会アナウンサー 宇佐美総子

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清武会大会アナウンサーを2001年から務めてくださっている「宇佐美総子」さんの紹介です。宇佐美さんはマルチな才能をお持ちの方で、アナウンサー業だけではなく雑誌やポスター等のイメージキャラクターや演劇、リポーター等活躍の場は多岐にわたります。

「大会アナウンサー宇佐美さん」よりも以前から「天使のパン」の宇佐美さんをご存知だった人の方が多いかもしれませんね。夫の多以良泉己さんと作るパンは「天使のパン」と呼ばれ、ひとつ、ひとつ手作りの現在14年待ちの人気のパンです。

プライベートでは、アウトドアや釣りなどの趣味を持ち、学生時代は高座渋谷から戸塚までの道のりを自転車で通学、江の島ライフセーバー監視長を7年も務め、雑誌「山と渓谷」の撮影では、北アルプスの山々を登り、新婚旅行は西表島&石垣島でキャンプ(!!)という自然を愛するアクティブな生き方は、空手の道を歩む我々と共鳴するものがあるのではないでしょうか。是非宇佐美さんのホームページをご覧になってください!

清武会の大会アナウンサーをはじめてから今年で15年目になります。当時、私は30歳で、モデルや舞台の仕事を中心に活動していました。

34歳の時に平塚競輪の競輪選手と結婚し、それから5ヶ月後に夫がレース事故で頸随を損傷して、四肢麻痺となったことが大きな転機となりました。病院のベッドで寝たきりだった夫が、「手からモワモワしたものが出て、どんどん大きくなって広がっている」と自分の身体から気のエネルギーが出ていることに気づきました。そのとき私は「これは治る!」と確信しました。

それ以後、医師も驚く、驚異的な回復をみせて、自力で歩けるようになり、退院後は、手のリハビリも兼ねて、自宅でパン作りをはじめました。そのパンを食べた人から「心が元気になった」「癒されました」という評判が次第に広がって、現在は14年待ちのパン屋さんになりました。今でもパンを作る時に、夫の手からはホワッとしたエネルギーが出ています。

宇佐美総子

人生に急激な変化が訪れた時、どうしたら良いのか?と悩みます。そんな時、私は西田師範から、いつも大変ためになるヒントを頂いています。毎回、色々な質問をさせて頂くのですが、その度にストン!と腑に落ちる回答を頂いて、なるほど!そうか!と、納得して、清々しい気持ちになります。

以前、リハビリを続ける夫を連れて、師範の元を訪れた際に、「ご主人は競輪の選手にみえないですね、戦いの気が出ていないからパンを作っている方が似合っている。パンに気を込めることが出来ているのだと思います」とおっしゃって頂いたことがあります。そのとき、夫は西田師範からゆっくりとした身体の動きを教えて頂きました。

以来、毎朝、起きてすぐに、その動きを続けるようにしたところ、「へその下に力が漲ってきている。お腹があたたかくなって、気持ちがぶれなくなり、心が安定してきた」と心身の変化を実感していました。夫は子供の頃からスポーツ選手を目指して、トレーニングしてきたので、身体のセンサーが普通の人よりも敏感に発達しています。

西田師範より伝授して頂いた「気を通す」こと、「自身の気で自らの身体を治す」ことを日々、継続中です。夫は、その後、自転車競技パラリンピック出場を目指して、大会に出場し、自己ベストを更新し続けていましたが、自転車練習とパン作りとの両立で、無理がたたり、脳の後遺症が悪化して、ドクターストップとなりました。

ロンドンパラリンピック出場は叶わなかったですが、オリンピック開催中に待望の第一子が誕生しました。小さな命を腕に抱いて、夫は子供と過ごす日々を大事にしたいと思えるようになりました。私は41歳でママになりました。高齢出産でしたが、日頃の運動のおかげで、妊娠中も至って元気で、臨月までスイミングをして、出産の三日前まで歩いて鎌倉のヨガ教室に通っていました。「健康であること」「気を通して自身を治すこと」「どんな時にもぶれない軸をつくること」は、あらゆる局面において、最も大事なことだと思います。

「空手を通じて、人生を良い方向へと導いてゆく」「年齢を重ねることを恐れずに、年齢と共に進化し、強くなれる」それが出来るなんて、まさに理想です!心身ともに鍛えることが出来る空手は、いざという時に最もたよりになる「お守り」だと私は思います。